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Beast of Reincarnation発売レビュー|ゲームフリーク新作の戦闘・物語・最適化を総評

「戦闘はゆるめのSEKIRO風味で、ニーア的な探索の楽しさあり。1人と1匹の冒険ゲームとして完成度が高い」。AUTOMATON誌が先行プレイ後にそう書いた(AUTOMATON, 2026年7月26日)。

一方で「Game Freakはまだ最適化ができないのか」という皮肉も、Steamコミュニティに流れている(Steam Community, 2026年8月)。

8月4日、ゲームフリークの完全新作アクションRPG『Beast of Reincarnation』がPS5・Xbox Series X|S・PCで同時発売された。約6年かけて開発された本作は、ポケモンシリーズ以外でゲームフリークが手がける最大規模の試みだ。

この記事はこんな人におすすめ
  • ゲームフリークの新作が気になるが、ポケモンとの違いを知りたいゲーマー
  • アクションRPGを探しており、ソウルライク寄りの難易度・ゲームプレイを検討中の方
  • Game PassでBeast of Reincarnationを遊ぶか迷っている方
  • 発売直後の第一印象と評価スコアを確認してから購入判断したい方

ゲームフリークが「ポケモンの外」で6年かけて作ったもの

ゲームフリークは1989年設立。ポケモンシリーズの開発会社として世界的に知られるが、社内には「ギアプロジェクト」と呼ばれる制度がある。社員が自由に独自ゲームの企画を提案し、田尻智(ポケモン生みの親)が選考するしくみだ。Beast of Reincarnationはこの制度から生まれた(GameBusiness.jp, 2026年8月2日)。

ディレクターを務めるのは古島氏。ポケモンシリーズでバトルプランナーとサウンドディレクターを担当してきた人物で、本作ではディレクション・シナリオ・ゲームデザインを一人で主導した。開発期間は構想から数えて約6年。ゲームフリーク初のUnreal Engine 5採用タイトルでもある。

「ポケモンとはまったく違う体験を作りたかった。クリーチャーを集めるのではなく、ひとつの存在と深く関わる旅にしたかった」と古島ディレクターは語る(Game*Spark, 2026年8月1日)。

発売プラットフォームはPS5・Xbox Series X|S・Steam・Microsoft Storeの4つ。Xbox Game Pass(Ultimate/PC両プラン)には発売日から収録されており、加入者はすぐにプレイできる。声優には大塚明夫が参加している。

4026年の荒廃した日本、エマとクゥの旅

舞台は西暦4026年の日本。「穢れ」と呼ばれる腐敗が大地を蝕み、人々は滅亡の縁に立つ。主人公エマは感情と記憶を失った「封印師」で、腐蝕した犬「クゥ」とともに穢れの元凶「輪廻の獣」を討伐する旅に出る。

古島ディレクターが本作に込めたコンセプトは「ぬくもりの中にある寂しさ」だ。「クゥは常にそばにいる。でもクゥはしゃべらない。エマも多くを語らない。その沈黙の中に、1人と1匹の関係性を込めた」(Game*Spark, 2026年8月1日)。

マップ構造はオープンワールドではなくリニア型を採用。ゲーマー誌(Gamer.ne.jp)の事前レポートは「AAAタイトルにあらず、焦点を絞りエッジの効いた作品」と評した(Gamer, 2026年7月24日)。ゲームフリークが大規模オープンワールドではなく、密度の高い小さな旅を選んだ判断だ。

光: ファミ通35/40が証明する戦闘の完成度

ファミ通は8/9/9/9の35点(40点満点)を付けた。4人のレビュアー全員が「戦闘システムの完成度」を高く評価した点で一致している(ファミ通, 2026年8月)。

戦闘の核はエマによるリアルタイム近接戦闘と、クゥへのコマンド指示の二本柱だ。PlayStation Blogのハンズオンレポートは「パリィを中心に設計されたソウルライクだが、難易度はSEKIROより低め」と表現した(PlayStation Blog, 2026年8月3日)。

欧州メディアInsertCoins.pressのレビューは「エマとクゥのデュオが戦術の柱になっており、探索・戦闘両面でその存在が不可欠」と書いた(InsertCoins.press, 2026年8月)。

「ゲームフリークがついに本気で殴ってきた。クゥへの指示タイミングで戦況が一変する瞬間が最高に気持ちいい」というSteamのプレイヤーコメントも発売直後から目立っている。

影: 最適化問題とストーリーのテンポ

批判の中心は2点だ。

フレームレートの不安定さ: Steamコミュニティでは「ゲームフリークはまだ最適化できていない」という声が複数確認された(Steam Community)。ポケモン スカーレット・バイオレット以来、最適化に関してゲームフリークへの目は厳しい。UE5初採用で複雑な処理が増えたことも影響していると見られる。

ストーリー展開の遅さ: InsertCoins.pressのレビューは「物語は悪くないが、展開が退屈に感じるほど遅い」と指摘した(InsertCoins.press)。「話が動き始めるまで我慢が必要」という意見がRedditでも散見された。

また、本作はAAAタイトルではない。スカイリムやTotKのような大規模コンテンツを期待すると肩透かしになる。制作側もリニア構造を選んだのは意図的な絞り込みと説明しており、価格とボリュームのバランスは事前に確認しておくべきだ。

「物語が面白いとは思う。でも序盤のテンポが遅くて、正直3時間くらい我慢が続いた」というJapan Timesのレビューも参考になる(The Japan Times, 2026年8月1日)。

Beast of Reincarnation 基本情報まとめ
  • 発売日: 2026年8月4日
  • プラットフォーム: PS5 / Xbox Series X|S / PC(Steam・Microsoft Store)
  • ジャンル: アクションRPG(ソウルライク寄り)
  • 開発: ゲームフリーク / ディレクター: 古島氏
  • Game Pass: Xbox Game Pass Ultimate・PC Game Pass に初日収録
  • ファミ通スコア: 35/40(8・9・9・9)
  • 価格: 各ストア公式ページで確認(プラットフォームにより異なる)
  • 日本語: 対応(テキスト日本語、音声は日本語・英語選択可)

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本記事の評価スコアおよびユーザーコメントは2026年8月4日時点の情報に基づく。発売後のアップデートや追加レビューにより評価は変動する可能性がある。

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