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State of Play 2026年6月まとめ|ウルヴァリン9/15・新作ゴッド・オブ・ウォーと9月渋滞の理由

この記事はこんな人におすすめ
  • 2026年6月のState of Playで何が発表されたか短時間で把握したい方
  • Marvel’s Wolverineを買うか、どのエディションにするか決めかねている方
  • God of War Laufeyの方向性について情報を整理したい方
  • 9月のAAA集中の中で何を優先するか考えたい方

結論を先に書く。9月15日のWolverineは予約せず様子見、Onimusha: Way of the Swordの体験版は今すぐDL、GTA6が来る11月19日までに1本だけ集中するのが現実解だと思う。理由はこれから順に説明する。

「ここ数年で一番良かったState of Playだ」。ResetEraのスレッドで複数のユーザーがそう書いた(ResetEra)。一方で「ウルヴァリンもゴッド・オブ・ウォーも、結局は『見たことのある絵』だった」という声もある。約60分の番組に対する評価は、明らかに上下に振れている。

米国時間2026年6月2日(日本時間6月3日早朝)に配信されたPlayStation State of Playは、Marvel’s Wolverineの9月15日発売確定、God of War Laufeyのワールドプレミア、Until Dawn 2の公式発表という三本柱に加えて、9月後半に押し寄せるAAAラッシュの全貌が見える内容だった。Insomniacの新作からSanta Monicaのスピンオフ、新興開発元への託しまで、PS5の2026年後半の地図がほぼ揃った形だ。

ここでは番組で確定した情報を時系列・優先度順に整理し、買い物計画にどう落とし込むかまで踏み込む。なお、本記事はあくまで発表内容と各所の評価をまとめたものであり、いずれのタイトルも筆者は実機プレイしていない。

番組のサマリー:3本の主役と「9月渋滞」

まず全体像を整理する。State of Playは合計60分超え、主役は以下の3本だった。

タイトル開発発売日プラットフォーム
Marvel’s WolverineInsomniac Games2026年9月15日PS5
God of War LaufeySanta Monica Studio未定PS5
Until Dawn 2Firesprite2027年PS5

出典: PlayStation.BlogGameSpot

この3本以外にも複数の重要発表があり、特に9月後半の2週間にAAAが集中している事実が明らかになった。Marvel’s Wolverine(9/15)、Silent Hill: Townfall(9/24)、Control Resonant(9/24)、Onimusha: Way of the Sword(9/25)、Ace Combat 8(10/2、早期アクセス9/29)。これらが「GTA6を避けた結果の渋滞」だという見立てが各メディアで広がっている(GameSpot)。後述する。

Marvel’s Wolverine:9月15日確定、8,980円、Spider-Manより血の量が明確に多い

番組の冒頭はMarvel’s Wolverineだった。発売日は2026年9月15日でPS5専売、日本での希望小売価格はスタンダード版8,980円(税込)、デジタルデラックス版9,980円(税込)。米国はスタンダード69.99ドル、デジタルデラックス79.99ドル(税別)。予約はPlayStation Storeおよび全国の販売店で受付中だ(PlayStation.Blog 日本版gamebiz)。

何が見せられたか

PlayStation.Blogの公式記事GamesRadar+のキャラまとめから要点を引く。

  • 物語は、ローガンがチームを離れて3年後。突如、再び「Team X(ウルヴァリンが過去に所属していた特殊部隊)」に呼び戻され、サイバネティック化された人類絶滅組織「Reavers」と戦う
  • 舞台はカナダ、日本(東京)、Marvel世界の島国マドリポール(Threads / dailycosmicmarvel
  • 味方として登場するのがジーン・グレイ(テレキネシス)。敵対関係としてはサーベルトゥース、ミスティーク、オメガ・レッドの登場が確認された(GamesRadar+)。なお、サーベルトゥースはローガンと同じTeam Xに「競争関係」として加わる形で、戦闘中にキルを横取りされる演出も見せていた
  • 戦闘は「ステルス→上から急襲」「クロー攻撃のコンボ」「『Technique』と呼ばれる必殺技(Tornado Spin、Bull Rushなど)」で構成
  • 公式表現は “brutal, violent, and action-packed”。Spider-Manシリーズと比べて血しぶきの量が明確に多い設計だ

「Spider-Manシリーズより、明らかに『パンチを当てる気持ちよさ』ではなく『斬り裂く気持ちよさ』に振った設計だ」という評価がGamesRadar+の現場レポートで上がっている(GamesRadar+)。Insomniacのアクション設計のノウハウを転用しつつ、ターゲット年齢層を押し上げてきた印象を受ける。

エディション選びの判断

Digital Deluxe(9,980円/79.99ドル)の追加要素は公式まとめとPush Squareの解説(Push Square)に詳しい。

  • 限定スーツ5種
  • 限定クロー外見5種
  • テクニックポイント(スキル解放に使う育成リソース)+3pt
  • 各種予約特典の同梱(Classic Brown Suit、Reflective Claws、追加テクニックポイント、PSNアバター4種)

「テクニックポイント以外はすべてコスメ。ゲームプレイ進行に直結する差は限定的」というのが妥当な評価だろう(Push Square)。日本では1,000円差をスキン代と割り切れるかどうかだけの判断だ。

エディション選びの目安

迷うならスタンダード版(8,980円)でいい。テクニックポイントの差は数ポイント程度なので、難易度や攻略時間にはほとんど影響しない。Deluxe版(9,980円)はWolverineのスーツやクローのバリエーションに強い思い入れがあるファン向け、と割り切るのが安全だ。

God of War Laufey:フェイ主人公、賛否は鮮明に分かれた

番組の締めは、ファンの間で長く噂されていた「フェイ主役の新作」が正式発表されたGod of War Laufeyだ。Santa Monica Studio開発、PS5専売、発売時期未定。番組内では約20分のゲームプレイが公開された(PSU)。

物語と構成

公式概要を整理する(PlayStation.BlogVGC)。

  • 主人公はフェイ(Faye)。前作Ragnarökで死亡した、クレイトスの妻
  • 物語は、フェイが「自分の葬儀の直後」に「神々の死後の世界(Everywhen)」で目覚めるところから始まる
  • クレイトスとアトレウスを守るためにフェイ自身が仕掛けていた計画が、いま脅威にさらされていることを知る
  • 戦闘は「親密で残酷(intimate, brutal)」と表現。アクロバティックな動きとパワフルさを両立
  • 共演者は「コズミック・キューブのPhranque」(声:Jack Quaid/『The Boys』のヒューイ役で知られる俳優)、「エンチャントされたリボンのRue」(声:Perlina Lau)
  • フェイ役は引き続きDeborah Ann Woll
  • クレイトスとアトレウスは少なくとも発表トレーラーには映っていない

ファンの反応:真っ二つ

Men’s Journalがまとめているように、コミュニティの反応は鋭く分かれた。

肯定派の代表的な声を80.lvが拾っている(80.lv)。「戦闘がRagnarökの延長線上で、アクロバットの幅が明確に広がっている」「フェイは強さの種類が違う。クレイトス疲れしていた身としては歓迎」。Kotakuはタイトルキャラのジャック・クエイド演じる喋るキューブ「Phranque」が即座にネットミーム化したと報じた(Kotaku)。

一方、ResetEraやNeoGAFには次のような不満の投稿が複数集まっている(ResetEra)。

「God of Warは新しい神話を探索すべきだ。フェイの話ではなく」 「神話を横断的にミックスするのは、それぞれの神々への敬意が薄まる」 「クレイトスが主役じゃないGod of Warを買う動機がない」

注目すべきは、いずれの陣営も「20分のゲームプレイ自体の質」については肯定的なことだ。論点は「キャラ選択と物語の方向性」に集中している。

Phranque現象

ジャック・クエイドが声をあてる「喋るキューブのPhranque」は、State of Play直後にSNSで爆発的に拡散された(KotakuGameSpot)。アトレウスの代わりに「相棒のキューブ」というSanta Monicaの選択は、God of Warシリーズの重さに対するセルフパロディとも読める。マーケティング的には強力なフックだ。

Until Dawn 2:開発が交代、舞台は南の島へ

Until Dawn 2は2027年発売予定でPS5専売。最大のニュースは、開発が前作のSupermassive GamesではなくLiverpoolのFirespriteに移ったことだ(Neowingamingbolt)。

何が変わったか

  • 開発元:Supermassive Games → Firesprite(Sony第一者スタジオ)
  • 物語:山小屋ホラー → 「トロピカルな観光地で自称ゴーストハンターたちが配信のためにヤラセを仕込んだら、本物が出てきた」
  • 登場人物:完全に新規キャスト
  • 「Standalone(独立作品)」と明言。前作のセーブやストーリー知識は不要

期待と懸念

「設定が今っぽくて好き。SNSバズ狙いの若者が招かれざる客に出会うのは、Until Dawnの本歌取りとして筋がいい」という肯定的な声がGame Informerでまとめられている(Game Informer)。

懸念点は単純で、「The Quarry」「The Dark Pictures Anthology」シリーズで蓄積したSupermassiveのインタラクティブホラー設計力が、Firespriteに引き継げているかは未知数だという指摘だ。番組では具体的なゲームプレイがほとんど公開されておらず、評価材料は2027年寄りの追加情報待ちになる。

その他の主要発表

メインの3本以外にも、評価しておくべき発表が複数あった(GamesRadar+Wolf’s Gaming Blog)。

タイトル発売日補足
Marvel Tōkon: Fighting Souls2026年8月6日アークシステムワークス × マーベル格闘ゲーム
Silent Hill: Townfall2026年9月24日Annapurna Interactive / No Code
Control Resonant2026年9月24日Remedy。Controlの直接続編
Onimusha: Way of the Sword2026年9月25日Capcom。シリーズ最新作。番組当日に体験版配信
Rayman Legends Retold2026年10月1日Ubisoft Montpellier × Ubisoft Milan共同開発。Legendsの3Dリメイク
Ace Combat 8: Wings of Theve2026年10月2日バンダイナムコ。デラックス版早期アクセスは米国時間9月28日(日本時間9月29日)。一人称視点に挑戦
Stuntman: Hollywood未定Saber Interactive。新作スタントマン
ILL2027年予定Team Clout。サバイバルホラー新規IP

Ace Combatについては、PEGI(欧州レーティング機関)の事前掲載と一致しており、リーク通りの発表となった形だ(OpenCritic)。Onimushaの体験版即時配信はCapcom Showcaseの前哨戦という性格も強い。

なぜ9月に集中するのか:GTA6を避ける戦略

9月15日〜10月2日のわずか2週間でWolverine、Silent Hill、Control、Onimusha、Ace Combatが並ぶ。理由は単純で、GTA6が11月19日に来るからだ(Rockstar GamesGameSpot)。

「10月後半から11月にかけては、誰もが避けたい修羅場になる。GTA6の発売週前後にAAAをぶつけるのは経済的に正気じゃない」

ResetEraの考察スレッドより引用(ResetEra

GTA5は2013年9月の発売初週で世界売上8億ドルを記録したとTake-Twoが当時発表しており、GTA6はそれを上回ると見られている(GameSpot)。同時期に発売した中堅以上のタイトルは、レビュースコアにかかわらず消費者の財布と時間を奪われる構図になりやすい。結果として、各社の判断は「9月までに出すか、来年1〜3月に逃げるか」の二択に集約されたという見立てが優勢だ。

これは消費者側に重要な示唆を与える。9月に出るタイトルは、開発元の自信の表れであると同時に、「GTA6発売前に売上を確保したい」というマーケティング判断でもある、と読み取ることもできる。レビュースコアと発売後の値崩れの両方を見極めて買うのが堅実だろう。

自分(電脳狐影)ならこう動く

率直に書く。State of Play直後の購買リストを優先度順に並べると、次のようになる。

  1. Onimusha: Way of the Sword(9/25)の体験版を即プレイ:金銭リスクゼロで判断材料が増える。一番先に手をつけるべき
  2. Marvel’s Wolverineは予約せず様子見:Insomniac信頼度は高いが、Spider-Man 2の発売直後のバグ報告も記憶に新しい。レビュー解禁+発売3日後のSNS反応を見てから決める
  3. Silent Hill: TownfallとControl Resonantは「同日発売の地獄」:両方買うのは時間的に厳しい。先にプレイ動画やレビューで「自分のホラー耐性/謎解き耐性」と合うほうを選ぶ
  4. God of War Laufeyは発売時期未定。情報整理に集中する:賛否が分かれている今こそ、自分なりの判断軸を作るチャンス。「クレイトス以外でもGod of Warを楽しめるか」を考えるために、Ragnarökを未プレイの人は今のうちに触れておくのも手
  5. Until Dawn 2は2027年。財布を温存:Firespriteの未知数を考えると、発売後評価を見てから動くのが妥当

GTA6が11月19日に来るので、9月までに買ったタイトルは「クリアまで持ち越せるか」が論点になる。Wolverineは20〜25時間、Onimushaは30時間前後というのが筆者の推測値(Insomniacのアクション作品とCapcomのアクション新作の平均から推定)。ここから逆算すると、9月発売タイトルを1本選んで集中するのが現実的だと思う。

光と影

  • PS5専売タイトルの2026年後半が一気に可視化された:年内の選択肢が明確になり、購買計画が立てやすい
  • Marvel’s Wolverineが発売日確定でリスクが下がった:延期不安が一掃され、予約の損失リスクが小さくなった
  • God of War Laufeyのゲームプレイ20分公開は異例の太っ腹:内容で判断したい層には十分な材料
  • Onimushaの即時体験版配信は誠実な姿勢:購入前検証が可能

  • 9月後半の2週間にAAAが5本集中:消費者の時間と財布が分散され、結果として「どれも中途半端に手をつけた」になりがち
  • God of War Laufeyの方向性は賛否が完全に割れている:購入判断に時間を要する
  • Until Dawn 2の開発元交代はリスク要因:前作の良さが継承されるかが現状で判断できない
  • Marvel’s Wolverineの日本円価格が未発表:為替変動次第で予算が読みにくい

まとめ

2026年6月のState of Playは、PS5の年内ロードマップを「ほぼ完成形」で見せた番組だった。Marvel’s Wolverineの9月15日確定とGod of War Laufeyのワールドプレミアは、ニュースバリューとして大粒。一方で、9月に集中するAAAラッシュは消費者側にとって「選別の試練」でもある。

判断材料は揃った。各タイトルのレビュー解禁と体験版を活用しつつ、GTA6が来る11月19日までの時間を逆算して購買リストを絞り込んでいくのが、現実的な向き合い方だろう。

免責事項

本記事は2026年6月3日時点で公開されている公式発表・各メディア報道・SNS反応をもとに構成しています。発売日・価格・仕様は変更される可能性があります。日本円価格は為替レートにより変動します。本記事中のいずれのタイトルも筆者は実機プレイしていません。レビュー部分は各種メディア・ユーザー反応のまとめであり、最終的な購入判断はご自身の責任で行ってください。「PlayStation」「PS5」「State of Play」はソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。「Marvel’s Wolverine」「God of War」「Until Dawn」「Silent Hill」「Control」「Onimusha」「Ace Combat」「GTA6」「Rayman」「Marvel Tōkon」「Stuntman」「ILL」はそれぞれ各社の商標・登録商標です。

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